8K画像による手術

NHKのニュースで国立がん研究センターで8Kスーパーハイビジョン技術を用いた腹腔鏡下大腸癌手術の臨床試験を開始したとありました。

この手術を執刀した国立がん研究センター 中央病院 大腸外科 医員の塚本俊輔氏は、「きれいな映像で手術を行うことができ、手術の質が向上した」と語る。8K技術により、「髪の毛ほどの細さの血管も明瞭に見ることができたため、手術中の出血量はわずか5mLに抑えられた」(同氏)という。

見えないものも見えてくるのでしょう。
腹腔鏡手術を行う上で画像が綺麗でより細かいものまで見えるのは非常に有益だと思います。今現在、嶋田病院での画像が何Kかは分からないのですが、中年外科医の下り坂の目にも十分対応してくれています。

それよりも術中に飛び散るミストや脂肪滴、煙で腹腔鏡が曇るのが大いにストレスとなります。ミストクリーンといって、電気メスや超音波凝固切開装置の使用に反応して煙を吸引する器械は使用しているのですが、それでも術中何度も曇った腹腔鏡を抜いてお湯で温めて先端をガーゼで綺麗に拭き取って入れ直すという作業を繰り返します。綺麗にしたつもりでも温め方が不十分だったり、カメラポートが汚れてたりして、腹腔鏡をお腹の中に入れ直しても曇っているということもしばしば。術者とカメラ持ちの間に少し気まずい空気も流れます。

絶対曇らない、どんなミスト、煙、脂肪滴も寄せ付けない、全盛期の白鵬のようなスーパー腹腔鏡が誕生したらといつも思っております。

ストレスフルな曇った画像

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