大腸癌の補助化学療法

がん魅せ技eセミナー 大腸癌治療の最新治療戦略を見ました。

Stage IIIの大腸癌のうち、T1T2T3(漿膜下層までの浸潤)+N1(リンパ節転移)までのlow risk群ではCapox(ゼローダ+オキサリプラチン)療法は3ヶ月に短縮出来る可能性があるとのことです。通常は6ヶ月の投与ですので半分に短縮出来ることになります。

九州大の沖先生は、low risk群では年齢、深達度に関係なくCapox 3ヶ月を選択するとおっしゃっていました(追加でゼローダのみ3ヶ月追加するかもしれないとおっしゃっておりましたが)。

3ヶ月に短縮することで副作用である末梢神経障害は有意に減少するそうです。費用も半分程度になるので6ヶ月を3ヶ月に短縮できれば患者さんには大きなメリットがあります。

残念ながらこの3ヶ月投与はまだ大腸癌ガイドラインには記載がありませんので、我々のような中規模病院では導入は慎重にならなければなりません。

患者さんに現行のガイドライン、最新のデータ、副作用に関して十分に説明し了承して頂いた場合のみ3ヶ月の補助化学療法を検討していきたいと思います。

 

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